アルパカテーラーのオプションは、「複雑な内容を依頼する際、作業負担に応じて価格を上乗せする」という前提に基づき、商品の性質上よく使用されそうな追加内容を、オプション化することで使いやすくすることを目的として設定されています。
ノベル商品のオプションの一覧は、以下のガイドもご参照ください。
▼アルパカテーラーのオプション(ノベル)
モブオプションの概要
アルパカテーラーのノベル商品には、発注内容と物語の流れに応じて必要となる、発注者以外のキャラクター(モブキャラクター)を登場させることができます。
内容の複雑さに応じて、発注者は「オプション:モブ(簡易)、モブ(詳細)」を指定することができます。発注文に指定がなく、話の流れとして登場する端役的なモブはライター裁量で登場させて構いません。
いずれの場合も、受注の最終判断を行うのはクリエイターです。発注内容とオプションの状況をかんがみ、内容の読み取りや執筆の負担を考えて、受注または却下の判断を行ってください。
◎クリエイター向け情報
上述の通り、クリエイターはモブオプション指定の有無に関わらず、物語上必要なモブをノベルに登場させることができます。
ただし、クリエイター裁量(発注指定由来ではない)のモブがノベル全編に登場するなど物語上の必要範囲を超えて描写がされている場合には確認対応時の修正依頼対象となります。アルパカテーラーで発注されるノベルは、原則的に発注キャラクターが主役であることに、ご留意ください。
なお、発注文にモブの指定がない場合であっても、モブオプションが選択されている場合は、モブを登場させることについて発注者が同意済みであるものとして、検収の対応を行います。
戦闘を含むノベルの場合
指定が「戦闘する」だけであればオプションなしの発注が適正です。
敵の役割(洞窟にたてこもったゴブリン、町の警備兵、カツアゲしているチンピラ、など)のみを指定する場合はモブ(簡易)のオプション指定が望ましいです。
名前や性質、戦い方など、敵の詳細な設定を指定する場合はモブ(詳細)のオプション指定が望ましいです。
占有する文字数との関係
上記のように、「オプション:モブ」は発注文における指定の有無や細かさによって定められています。そのため実際のノベルにおいて占有する文字数とオプションが必ずしも一致するとは限りません。発注文から読み取れる優先度を意識して、クリエイターは制作を行ってください。
オプション:モブの具体例
オプション:モブ(簡易)の例
以下のような場合、「オプション:モブ(簡易)」に該当します。
※実際の受注可否はクリエイターの判断となります。
- 大荷物を抱えて困っているおばあさんを助けるノベルをお願いします。
→「オプション:モブ(簡易)」×1 - 盗賊団に誘拐された子供を救出するノベルをお願いします。
→「オプション:モブ(簡易)」×2
※「盗賊団」は複数人になりそうですが、指定は1件のため、「誘拐された子供」と「盗賊団」で「オプション:モブ(簡易)」×2が妥当でしょう。
オプション:モブ(詳細)の例
以下のような場合、「オプション:モブ(詳細)」に該当します。
※実際の受注可否はクリエイターの判断となります。
- PCが冒険に出るきっかけとなった、亡くした恋人(名前は●●●●/当時XX歳/性質は一言でいうとツンデレ/金髪で華奢な体型の美少女)との日々を描いたノベルをお願いします。
→「オプション:モブ(詳細)」×1 - PCが冒険に出るきっかけとなった、亡くした恋人(名前は●●●●/当時XX歳/性質は一言でいうとツンデレ/金髪で華奢な体型の美少女)との出会いを描いたノベルをお願いします。彼女がチンピラに絡まれているところを助けたエピソードを入れてください。
→「オプション:モブ(詳細)」×1、「オプション:モブ(簡易)」×1 - 因縁の敵(名前は●●●●/■■出身/ロマンスグレーの渋い剣士)と対決するノベルをお願いします。
→「オプション:モブ(詳細)」×1 - PCの兄(名前は●●●●/当時XX歳/冒険者でクラスはウォリアー/向こう見ずなところもあるが、妹には優しかった/外見はお任せしますが、PCと似たところがあると嬉しいです)が因縁の敵(名前は●●●●/■■出身/ロマンスグレーの渋い剣士)に倒されたという過去エピソードのノベルをお願いします。
→「オプション:モブ(詳細)」×2
※「ワールドノベル(テーマ)」のモブについて
「ワールドノベル(テーマ)」は複数人の発注をまとめたり、発注者以外のキャラクターの描写を行ったりすることが認められている都合上、「オプション:モブ」の設定がありません。
「ワールドノベル(テーマ)」において、ライターは発注内容と物語の流れに応じてモブを登場させることができます。制作負担を予想の上、適宜本体価格の調整などを行ってください。